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MMS代表取締役
佐久間 賢一
弁護士
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都心から少し離れた住宅街に内科を開業して2年くらい経ちました。
すでに周辺地域に医院の情報は行き渡っていると思うのですが、上手く患者数が伸びません。
大体1日に20人程度です。
開業コンサルタントの立案した資金計画では、今の状態では移転を考えざるを得ないのですが、
解決法としてどのようなことが可能でしょうか?
また立地以外に改善する項目はどのようなものがあるでしょうか?
2013/07/31 18:35【カテゴリ:開業準備】
1 件の回答があります
佐久間 賢一
<MMS 代表取締役>
回答日時:2013/07/31 12:00
1日当たりの患者数が伸び悩んでいると、つい「場所が悪いのでは」と立地のせいにして移転を考えがちですが、まずは十分に現状を分析し、そのうえで移転を検討することをおすすめします。
移転するとなれば当然、資金が必要になり、開業した際の借金が残っているとダブルコストとして負担が大きくなるからです。
過去に、生活にまで支障が出て、泣く泣く勤務医に戻ったケースを知っています。
検討すべきポイントの1つは、立地や事前の診療圏調査が本当に適正だったかどうかということです。
診療所は、飲食店などのように駅前の路面店である必要性はありませんが、アクセスは重要。
明らかな立地の選定ミスが生じないよう、事前に冷静に見極めることが必要です。
検証すべきもう1つのポイントは、医師の姿勢です。
患者数が伸びない原因には、「患者さんの話を聞かない」「患者さんの目の前でスタッフを怒鳴る」など、院長の問題行動があることも少なくありません。
良かれと思ってとっているふだんの行動が実は患者さんの不満につながっている可能性もあります。
患者さんに対してアンケート調査を実施するなど、どういう評価を受けているのか、客観的に気づく“機会”をつくるといいでしょう。
確かに、診療所は場所が重要です。しかし、それがすべてではありません。
「場所さえ変われば患者数が増える」と思うのは幻想。
繰り返しますが、すべてやり切ったかどうかを確認してから、移転を検討すべきです。
佐久間 賢一 <MMS 代表取締役>
国内最大級のKPMG税理士法人にて医療機関に対する税務・会計・コンサルティングを行う専門部署を立ち上げ、多くの新規開業支援業務に責任者として20年近く携わる。
平成21年41月より現職。(公社)日本医療経営コンサルタント協会 理事、TKC病院会計システム委員会委員、医師会でのセミナー講演、医業経営雑誌への連載等、多数。
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